募集要項

収穫ロボットを圃場で動かす| テック系アグリコミュニケーター募集

ロボット導入コンサル、データ取得、分析、メンテナンスなど業務は多岐に渡ります。現場で得る気付きやアイデア、農家さんの要望を本質的な改善戦略にアレンジし、事業開発をグロースさせるべく開発メンバーや経営陣とのハブになっていただく重要な役割です。inaho株式会社は、テクノロジーで農業の自動化、スマート化を行うディープテックスタートアップです。

自動収穫ロボットを中心とした作業の省力化、省人化サービスの提供、取得データによる生産の高度化、最先端の農業研究に基づいた作型の提案、AI・ロボティクス関連の受託開発を日本とオランダで展開しています。

保有知財

AIを活用した農業機械全般に関する特許(農作業装置、農作業管理システム及びプログラム) 

※日本・オーストラリア・アメリカ・EU・インドで取得

解決したい社会課題

農業に従事されている方の負担となる、人の判断が必要な野菜の収穫作業を”AI”と”ロボティクス”でサポートし、安定的で効率的な生産の実現や人手不足といった農業経営の課題を解決することを目指しています。

事業内容

野菜の収穫ロボットとして現在トマト・アスパラガスのロボットを開発しており、トマトの収穫ロボットはオランダでの有償利用がスタートしています。

また、収穫ロボット以外にも人をサポートするロボットを開発し、1生産者で10台の導入等、量産がはじまり、収穫作業だけではなく幅広い作業をサポートするロボットを開発しています。

ロボット開発以外にも、法人の農業への新規参入のコンサルティング事業や、生産性が3倍上がるアスパラガスの生産方式を世の中に広めるため、ハウス建設の事業。農業以外でのロボット活用等に対しての受託開発事業等、幅広い事業を行っており、将来的に野菜の自社生産も行うべく、準備を進めています。

当初は収穫ロボットの開発のみを行っていましたが、農業の川上から川下まで幅広い形で国内及び海外の農業の生産性を上げるべく活動しています。海外ではオランダに現地法人があり、グローバル展開を早期に目指して展開しています。

なぜやるのか

MISSION

  • 時間を作り選択肢と可能性を届ける

VISION

  • 人がやらなくて良いことはテクノロジーで
  • やりたいことができる時間を作る

農業の未来を変えるinaho株式会社は 「時間を作り選択肢と可能性を届ける」 というミッションのもと、人がやらなくて良いことはテクノロジーで代替し、本来人がやるべきこと、やりたいことに時間を使える社会を創ることを目指しています。

現在取り組む農業の現場では、選択収穫野菜の収穫判断を人が行っていますが、ロボットで代替できれば人間はその生まれた時間でより美味しい野菜を作ること、家族との団らん・身体を休めるなど本来人が「やるべきこと」 や 「やりたいこと」に時間を使うことができます。

農業にテクノロジーが入ることで在り方を変え、農業の辛いイメージを払拭していき、農業がもっと身近になるように。

先人方の知恵と現代のテクノロジーを融合し、農業のより良い未来を目指します。

AIが人の仕事を奪うと危惧する声もありますが、本当にそうでしょうか。

AIやロボットによる自動化によって生まれた時間で、人はより創造力を発揮することができると私たちは考えています。

農業分野に留まらず「時間を作り選択肢と可能性を届ける」ために挑戦し続けます。

Value

NOSA (Not Only Speed but Acceleration)  

速度でなく加速度を大事に。

ABW (Aim Bug way)  

バグ技を繰り出せ。

TWYH (think with your head)  

安易な言葉に飛びつかずまず自分で考えること。それを伝えることを怠らないこと。

Onsite PDCRA (onsite plan do check reflect action)  

現場で観察する。仮説を立てて検証する。結果を受け入れて省みよう。

農水省の調査によると、日本の農業従事者は2018年に175万人まで減少しており、今後10年でさらに半減することが予測されています。

その中で、キュウリ、トマト、ナス、アスパラといった人が収穫の判断を行う必要のある野菜は、人手がボトルネックになり効率化が進まず、過去20年で生産性が上がってきませんでした。

弊社はそこに大きなビジネスチャンスを感じています。

収穫判断をAIで行い、ロボットにより収穫を自動化し、複数種類の選択収穫野菜を最小カスタマイズの1台で収穫するというコンセプトです。

また、ロボットは販売せずに無償で提供、収穫量に応じて課金するRaaS (Robot as a Service) というサービス型で提供する予定です。

1台のロボットが年間で稼働し、収穫期のズレた野菜を取り続けることで早期に回収でき、収穫作業時に取得したデータに基づいて生育改善や収穫量の予測をたてることで、適切な流通や金融を提供し生産コストを下げていくという企みです。

AIによる自動化、食料の価格が下がることで生きるための仕事が減り、人に時間を生み出し『選択肢』と『可能性』を届けていきたいと考えています。

どうやっているのか

会社について

2017年1月17日に創業。鎌倉本社、2021年にオランダに現地法人を設立しました。

現場主義

農地で動くロボットのため、積極的に現場へ足を運び、観察や農家さんの声を聞くようにしています。

そこでの洞察や試験を通して、屋外で自然物を扱うという難しいタスクをロバストにこなせるロボット開発を進めています。

メンバー

現在は少数のメンバーが多能工的に幅広い仕事をしながら開発を進めています。

今後開発したいプラダクトも多数あり、新たな事業立ち上げを予定しているので、第二創業として新たにメンバーを増やしていくフェーズです。

ピッチコンテスト

  • NTT東日本アクセラレータープログラムDemoDay 最優秀賞・Plug and Play Japan(IOT部門) 優勝
  • Mizuho Innovation Award 受賞
  • 富士通アクセラレータプログラム 第7期ピッチコンテスト最優秀賞
  • ICCサミット「スタートアップ・カタパルト」優勝
  • MURCアクセラレータ LEAP OVER 第2期 最優秀賞
  • X-Tech Innovation 2018 で最優秀賞
  • TechCrunch Tokyo 2018スタートアップバトルでIBM BlueHub賞 PwC賞
  • TECH PLANTER 2018 アグリテックグランプリ 三井化学賞
  • StarBurst 4thDemoDayにてクックパッド賞

こんなことやります

【テック系アグリコミュニケーターについて】

農業現場に最も近い所でロボットの導入を行います。

ロボット導入コンサル、データ取得、分析、メンテナンスなど業務は多岐に渡ります。現場で得る気付きやアイデア、農家さんの要望を本質的な改善戦略にアレンジし、事業開発をグロースさせるべく開発メンバーや経営陣とのハブになっていただく重要な役割です。

< 主なお仕事 >

① 導入可否の検討畑を視察し、導入可否を検討します。ロボットのテスト利用等も行うため、実際のユーザーさんへロボットの利用方法等を伝えながら、ロボットが導入が可能かを技術のプロの観点から検討します。「導入するにはここを変えよう」など、ロボットも畑も変えられる前提で、フラットなアイデアを出してください。

② 導入ロボット導入がスムーズに推進できるよう、事前に圃場整備などの視察、ロボットの移動、運用の計画をたてます。マニュアルに従って、ユーザーが適切にロボットを利用できるように、ユーザーの普段の仕事を、ロボとを利用することを前提に運用計画の策定からサポートします。

③ 運用、 メンテナンス、修理故障があった場合はユーザーと連絡し、ロボットはモジュール単位で設計開発されているので、壊れた箇所を特定し、必要なモジュールに交換、テストを行い、セットアップします。また、代理店が修理対応をすることもありますので、円滑なコミュニケーションが求められます。

【求める人物像】

・泥臭く事業推進に必要なことを自ら考え行動できる方

・学習意欲のある方/自発的にキャッチアップし学び続けられる方

・現場で自ら見聞きし、なぜかを考え、答えを模索し続ける。 「なぜ」の正しさを確認して動くことをやめない方

・自分の頭で考え、見た事実だけで判断せず、その裏の背景(なぜなのか)を捉えてアプトプットを出せる方

【必須要件】

・全国のさまざまな地域で導入が行われるため、全国への出張が可能な方

・普通免許*遠距離運転はないですが、農家さんのところへ伺う際や、ロボットの輸送等で日常的に運転が必要になります。

【歓迎要件】

・ロボット・機械の開発、修理経験がある

・"研究開発"の経験がある

・農業関係のビジネス経験がある

・農地拡大、収益性改善の提案ができる

・地域コミュニティに興味がある

・実家が農家。元農家・肥料、防除の知識がある。

・農学部・研究の経験がある。

【採用条件備考】

※ 詳しい内容については別途面談でお伝えします。

まずはお話してみませんか。ご連絡おまちしています!!